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【新年のごあいさつ】
2020.01.06謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は一方ならぬご支援、ご協力を賜り年頭にあたり厚く御礼申しあげます。
昨年の世界経済は、長期化する米中対立による貿易摩擦問題を筆頭に、ブレグジット問題、中東問題、
香港問題、日韓問題など、数々の混乱が起きた年でした。とりわけアメリカのトランプ大統領が、米国
第一主義を強硬に進めるがあまり他国にとっては、もはや予想もつかない波乱の要因となっており、一刻も
はやく世界のリーダー国としての自覚を醸成いただきたいと切に願っています。
一方、我が国では、30年ぶりの元号改正により「令和」時代の幕が開け、ラグビーワールドカップ
における日本の大躍進、消費増税と、大きな出来事がたくさんありました。また、自然災害による甚大
な被害と、いまだ影響の残る被災地の皆様には、改めて心からお見舞いを申し上げます。
さて、当社の振り返りとなりますが、昨年(当年度)は、中期経営計画の最終年ということもあり、
社員のみなさんには、たいへん厳しい内容(方針)をお願いしました。
一つ目は、人材確保と育成
当社も例に漏れず慢性的な人材不足が続いている状況下で、一人でも多くの優秀な人材との
出会い・獲得を行い、一日もはやく実践に堪えうる社員を育て課題解決に立ち向かうこと。
二つ目は、技術・マネージメント力向上
年々お客様からのご要望レベルが高度化していることと、注文量が増加している事への、
適切な対応力が急務であること。(知識増強と、生産性向上)
三つ目は、当社のオリジナルサービスモデルの創造力強化
当社も2021年で15周年を迎えます。これまで多くのお客様と一緒に汗をながし努力し
てきた結果を、より分かり易く表現(事例を一般解化)しなおす力を身につけること。
四つ目は、社内の風土醸成
当社は、どんな困難なプロジェクトにおいても、持ち前のチーム力によって大きな成果を上
げてきました。その原動力は「ひと」にあり、何より「ひと」に対する興味をもつこと。
五つ目は、実践(実績)を通した企業理念の理解
当社の価値向上への活動は、小さい事の積み重ねが重要であり、確かな基礎のうえに、確か
な実績を積み上げること。
上記のような厳しい景況・方針に加え、売り上げ(利益)、開拓製造分野、技術分野、年齢構造問題など、
定量的な目標にも果敢に取り組んでいただけたことは、大変嬉しく思っています。結果として3年連続増収
達成と事業全体の管理精度が高まったことは、今後の経営目標を設定するうえで、たいへん大きな力となり
ました。これから迎える3年間も全社一丸となってがんばっていきたいと思います。
本年も皆様の一層のご指導ご支援をお願いいたしますとともに、2020年が皆さまにとって、飛躍の年に
なりますよう、ご祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。
アッシュウェイブ株式会社
代表取締役社長 佐々木 幸雄